
映画『レンタル・ファミリー』の都内で行なわれた
ヒット祈願&来日記者会見をリポート。

ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、ゴーマン眞陽、柄本明とHIKARI監督が出席した。
本作はオール日本ロケで撮影は2024年の5月にかけて日本各地で行われた。東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップ(ブレンダン)が本来の自分自身を見失いかけていた時に、“レンタル家族”として他人の人生で“仮の”役割を演じるという仕事に出会い、今まで想像もしなかった人生の一部を体験していく姿が描かれる。

東京・神楽坂の赤城神社でヒット祈願に臨み、その後の記者会見でブレンダンは「今回祈祷していただいて特別な体験をさせてもらいました。内なる命を体感できたような気がします」と充実した表情で挨拶。
ブレンダンは「25年前に初来日してから、いつか日本で映画を作りたいと思っていて願いが叶って嬉しいです」と話す。
作品については「自己発見の旅で、東京を宛先にした孤独や寂しさへのラブレターです。人と人との繋がりが続いていく素晴らしさを感じられたし、日本の俳優の方々との仕事も家族の一部になれたようで嬉しかった」と話した。
同作は、昨年8月にスイスで開催されたロカルノ映画祭のインターナショナル・コンペティション部門に選出された。河瀬監督は「クロージングで上映されたのですが、(上映)終了後に割れんばかりの拍手があって、グッときました」と振り返った。
HIKARI監督は「孤独を感じている人々や一人で寂しいと思ってる人たちの背中を押せる作品が作れたらと思っていました。この映画が世界中の隅々の人たちに届いて、みんなに観てもらえたら本当に嬉しいです」と笑顔で話した。

本作で映画デビューした父親に見捨てられたと思い込む少女・美亜を演じたシャノンは、ブレンダンについて「夢みたいでした。優しくて、親戚のおじさんみたいでした」と笑顔がはじけた。
大物俳優・長谷川を演じた柄本は「私は英語が喋れない。ブレンダンさんは日本語が喋れないという事で同じです(笑)。ブレンダンさんは普段から素敵な方で、そのまんまフィリップでした。ブレンダンさんの顔を見るともう何かが生まれていて、幸せな瞬間に巡り合えました」と話した。
『37セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集めたHIKARI監督は、2月12日開幕の「第76回ベルリン国際映画祭」の審査員として参加。今後の活動にも期待がかかる。
(取材・撮影/福住佐知子)



◆◆◆ライターのひとりごと◆◆◆
ブレンダンの困り顔がフィリップ役にぴったり。人の良さそうなところもまんまです。
会見では、ご挨拶や「おつかれさまです。」など日本語を披露して会場を和ませていましたよ。
2月27日より全国ロードショー
作品情報
2025年/アメリカ/
公式サイト https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily
