
映画『正直不動産』の都内で行われた完成披露試写会をリポート。

会場にはランウェイステージが作られており、キャスト陣は大歓声の中、会場を抜けて登壇した。山下智久、福原遥、市原隼人、泉里香、長谷川忍、見上愛、倉科カナ、高橋克典、草刈正雄、川村泰祐監督の10名が集結してクロストークを行った。
本作は、累計発行部数400万部を突破した同名コミックの映画化。2022年からスタートした人気テレビドラマの劇場版。古い祠を壊してしまい、そのたたりで “嘘”がつけなくなってしまった不動産営業マンの永瀬財地(山下)が不動産業界で悪戦苦闘する姿が描かれる痛快ビジネスコメディ。

山下は撮影現場について「飾らない自分でいられる場所。スタッフの皆さんやキャストの皆さんが作り出してくれる、アットホーム感。あったかくて心地がいい”帰れる場所”という気持ちです」と話した。
後輩社員の月下咲良を演じた福原は「この作品とこのチームが大好きです」と大きな笑顔。「ずっと、笑いが絶えなくて和気あいあいとした現場。山下さんにはいろいろ引っ張っていただいて、すごく勉強をさせていただきました」と山下に大感謝だった。
山下はそんな福原を「食べるの好きな人です(笑)。おいしいお店を教えてくれる可愛い後輩です」と紹介した。

元登坂不動産の営業マン。永瀬のライバルでもある桐山貴久役を演じる市原は「4年前に初めての放送があった時は、まさかこんな場所に立たせていただけるとは思ってもいませんでした」と感激しきり。作品については「時には自分を見失う時があっても、誰かのことを思って正直に生きることの大切さを学ばせていただきました」と話す。共演の永瀬との関係性については「友達でもなく、家族でもなく、同士でもなく、なんとも言えない繋がりがあります」と説明していた。
登坂不動産の社長で、永瀬の恩人でもある登坂寿郎役の草刈は「台本を読んでみると、山下くんの役は風が吹いた後にのたうちまくって、すごいセリフを喋る―。これはどうするんだろうと思っていたけど、山下くんは見事にやり遂げましたね」と感心しきり。川村監督も「素晴らしかった。(そういったカットが)1日に2シーンも3シーンもあったときはシビレました」と山下の熱演ぶりを称賛した。
登坂不動産のライバル社であるミネルヴァ不動産の花澤涼子役を演じた倉科は「常に英語の勉強をされていました。すごい努力家で、『山下さんが頑張っているから、私も頑張らなきゃ』と思うほど」と、常に努力している山下の姿が印象的だったと話した。

イベントでは、作品にちなんで、住むところに関するこだわりについて話す場面も。山下は「日当たり一択ですね。人生、日当たりだと思っています」。福原も「日当たりですね。南か東向き。料理しながらリビングが見えるキッチンもほしい」。市原は「サンダーバードの秘密基地みたいな家」。泉は「窓が大きい家」。見上は「家で陶芸をしているので、アース線がある家」。倉科は「ルーフバルコニーのある家」。高橋は「断熱性の高い窓が欲しい」。長谷川は「屋根と壁はあってほしい」とコメントして笑いを取る。川村は「猫が飼える家」。草刈は50年住んでいるという“アトリエ”のような自宅について話した。
最後に、山下は「何が本当か、何が嘘か、分かりにくいような時代になっている気がしますが、『正直不動産』を観ていただけると一番大事なのは、”人の心”。寄り添うことの大切さを教えてくれる人情のこもった作品です。幅広い世代の皆さんに、楽しんでいただけると思います!」とメッセージを送った。
(文・撮影:福住佐知子)


◆◆◆ライターのひとりごと◆◆◆
今回アメリカロケがあり、電圧の強いアメリカでダイナミックな風を何度も浴びる山Pの姿が……。そよ風から台風から、いろんな風があって大きな見どころとなっています。
5月15日より全国ロードショー
作品情報
2026年/日本/119分/配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公式サイト:https://shojiki-movie.jp/
