
『南極料理人〛のリニューアル公開を記念して
都内で行われた“緊急プレミア同窓会”をリポート。

東京テアトル創立80周年を記念したファン投票企画「あなたが選ぶテアトル映画」(2026年6月25日〜7月15日実施)で『南極料理人〛が第1位に選ばれた。
舞台挨拶に堺雅人、生瀬勝久、高良健吾、きたろう、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛と沖田修一監督が登壇して、17年前に公開された作品の撮影当時のエピソードなどを披露した。サプライズゲストで、堺が演じる西村の小学生の娘を演じた小野花梨も登壇してキャストたちを喜ばせた。

本作は、料理人・西村淳の著書を映画化。南極観測隊の料理人としてドームふじ基地に赴任した西村(堺)と、彼の料理を楽しみに働く隊員たちの悲喜こもごもが描かれる。たくさんの美味しい料理と、極限の環境で暮らす隊員たちの遠く離れた家族への思いがユーモアと温いまなざしで映し出される。
キャストたちと監督が、客席で観客と一緒に17年ぶりの作品を観た後にトークショーが行われた。
ステージに並んだキャストたちが、口々にリニューアルされた作品についてコメントした。「17年ぶり、幸せな機会をいただきました。再会できてとても嬉しい」。「笑って観ていただけたようで良かった」などなど。沖田監督は「感無量です」と感想を述べた。

西村役を演じた堺は、「本当に幸せな作品に携わることができたと感謝しております」と感慨深げ。
生瀬も「17年と言われて、もうそんなに経つのか、と――」としみじみ。
高良も「皆さんのおかげで、幸せな時間を過ごすことができました。こんな機会は初めてです」と感無量の面持ちで客席に感謝を伝える。
料理で一番美味しかったものの話になると、キャストたちは、それぞれがお気に入りの食事について話す。1日1食のため、豪華な食事が用意された。沖田監督は美味しそうな湯気が撮りたかったそうで、料理は熱々。
料理の腕前を称賛された堺は、「ずっと練習してましたね。でも、物語に身を委ねて無心になってる姿と顔がみんな、すごくステキでした。このメンバーでまた、撮りたいなぁ~」とつぶやくと「今度は北極?」と楽しい同窓会は続く――。

サプライズゲストで小野花梨が登壇。小野は「17年がたって、私28歳になりました。ちゃんと成長したなと思います」と振り返ると、堺は「小さい頃から(演技が)うまかったんだね」と小野の俳優としての成長ぶりに目を細める。17年前の堺の印象を聞かれた小野は「とてもいい人で、ずっと優しくしてくださって、何をやってもいいね、いいねって――」 と話した。
最後に沖田監督が「演技の達者な皆さんに助けられながら撮りました――。再演されることになって、嬉しいです」。堺は「すごいメンバーたちと素敵な作品を作ったんだなぁ~って」と感無量な面持ち。
会場では、17年前の2009年8月8日に劇場で行われた公開記念舞台挨拶の懐かしい映像も流れ、最後は、会場につめかけたファンと一緒にみんなでポーズを決めフォトセッションに臨んだ。
(文・撮影:福住佐知子)

◆◆◆ライターのひとりごと◆◆◆
子役だった小野花梨さんは、堺さんとは〚リーガル・ハイ〛でも共演。今後の活躍も大いに期待される俳優さんに成長。4Kリマスターで魅せる南極の雄大な景色と、美味しそうな料理の数々、もう観るしかない!!
『南極料理人 4Kリマスター』版は11月13日より全国で公開
作品情報
2009年/日本/125分/配給:東京テアトル
(c) 2009「南極料理人」製作委員会
公式サイト:https://www.theatres.co.jp/service/distribution/nankyoku-ryori/
